演出家との対話vol.1 2017.3.2


昨日は久々に旧友と酒を酌み交わしました
実際に二人で酒を飲むのは10年ぶりくらいだと思います
今日はそんな彼との会話で印象に残った事を書こうと思います
彼はまもなく、演出家になって10年
なので僕は”演出家”としての彼をほとんど知りません
彼とは演劇をしていた頃の同期で、当時からその芝居の方向性や演劇プランなど独特なものがありました
演出家としての作品を何度かみたことはありますが、そこには彼独特のオリジナリティというか世界観があり、万人ウケというよりは好き嫌いがハッキリ分かれます
演出家という世界で10年続け、それ一本で食っていける人間は1割に満たないと言われています
そんな彼がこの10年で体験した失敗と再生、そして戦略
今回の旅は三峯神社へ行くコトと共に、彼との対話を目的として楽しみにしていました
彼の考え方は、どんなに頑張っても1回目は失敗するもの
失敗をどれだけ早くに察知して、死ねるか
ここが分かれ目だと言います
彼が演出家になって2年半くらいの時、当時3名のお弟子さんがいましたが、辞めてしまい0人になったことがあったそうです
その時お弟子さんから教え方に関して不平不満が上がっていることに気がついたそうですが、普通ならそこを改善して行くと思います
けれど彼は逆に、より不満を煽る形をとり、結果的に辞める方向に持っていかせたのです
そこから彼は約一年半、弟子0人が続くのですが、当時の失敗と一年半練り貯めたノウハウを次の1人に全てぶつけたそうです
その結果、今では10人の弟子と芸能事務所との契約など、実力と実績を周りに評価してもらえたと言います
なぜ早くに死ぬのが良いのか
それは再生するまでのスピードが早ければ早いほど良い、ということに繋がっていきます
変に延ばし延ばし生きながらえても、うまくいく可能性が少ないということ
特に初めは知らないことだらけ、予測できないことだらけの中進んでいきます
なので失敗の気配が来たら、失敗を掴みに行く方が結果的にゴールに早く着ける
彼は「失敗も初めから計画に入れていた」ということです
失敗しないように、と誰しも考えてしまいがちですが、もとより計画に失敗が入って入れば”計画通り”で順調ということです
何かに挑戦して、目の前の失敗に焦ったり落ち込んだりしてしまうのが僕たちですが、長期的なスパンの計画の元、失敗という段階を入れておくと心が乱されることも最小限にとどめることが出来ます
とても彼らしい人生の捉え方だなぁと思いました
明日はその失敗の先に見えた人間関係について書きたいと思います
「ショウウィンドウに並んだダイヤ 誰もが欲しがるものより 自分にしかわからない 石ころが欲しい」
転がった鐘を鳴らせ!/乃木坂46
最後まで読んでいただきありがとうございます

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