催眠 完全版 2015.10.26

今日、ご紹介するのは松岡圭祐さんの催眠完全版です。
今から思うと、私がヒプノセラピストになったのはこの本の影響が大きいのではないかと思います。
一番初めに読んだのは今から12~13年前。
その時は小学館文庫から出ていました。
松岡圭祐さんの特徴として、ハードカバー版と文庫版では内容が変わります。
文庫版の方が後に刊行されるので加筆修正は当たり前。
本によっては題名はおろか結末さえ変わることがあります。
さらにこの催眠は当時ドラマ化され稲垣吾郎さんが主役・嵯峨敏也役を演じました。
ドラマはドラマでアレンジが加えられたことで、ドラマとの整合性を付けるために催眠特別編が刊行されました。
なので私は
小学館文庫版 催眠
催眠特別編
角川文庫版 催眠完全版
の3パターンを読んでいます。
特別編はどこの本屋にも無く、大阪の紀伊国屋で取り寄せてもらった記憶があります。
で、この完全版は何が違うのかというと、その名の通り完全版です。
松岡圭祐さんの書いた他のシリーズにも催眠の主人公・嵯峨敏也は登場しています。
客演という形なので、作品によっては多少性格の違いなどもあったりします。
しかし、そのあたりの違うシリーズも含め同一世界観として再構築したのが完全版なのです。
なにせ、過去に刊行したシリーズ物を再度書き直ししているので「完全版」とつくタイトルのものは催眠以外にも多くあります。
この辺りのストイックさというか、自分の作品に対するこだわりなんかは少しわかる気がします。
一ファンからするとリメイクされるたびに買ってしまうのですが、改定の度に面白いし、読みやすくなっているので満足感に満たされてしまうんですよね(笑)
肝心の催眠完全版についてですが、色んな事件が絡み合って1本に集約していくという流れは、他のシリーズにも共通しているので松岡さんの得意技かと思うのですが、やはりそこに惹かれていきます。
特にクライマックスに近づくにつれ色んな謎が明らかになるので続きが気になって仕方がない。
時に最後の最後は「こいつかい!」と声に出してしまったほどです。
ただこれは、私のようにこれまでのエンディングを知っていたからこそ、違ったパターンに驚いたというのもあるかもしれません。
あとはこの催眠シリーズに続く千里眼シリーズ、最近では万能鑑定士Qシリーズも当てはまるのですが心理テクニックや雑学などがふんだんに盛り込まれています。
どの作品か忘れましたが、エレベーターで階を間違って押してしまった時の解除方法なども書かれてて実際試しました(笑)
結果は、、、解除できました!
そんな普通の雑学本に載ってないトコロが知的探究心をくすぐってくるのです。
最後の魅力は主人公・嵯峨敏也です。
完全に私の主観ですがカッコよくて同性として憧れます。
職業は臨床心理士で、いわゆる熱血漢や破天荒な主役では無く、どんな時も落ち着いて、クライアントのことを考える人です。
それゆえにクライアントの為であれば行動力がハンパない。
どっぷりはまっている時は臨床心理士を本気で目指そうかとも思案したくらいです。
結果、ヒプノセラピストに落ち着いたわけですが。
嵯峨敏也活躍の中では「千里眼 ブラッドタイプ」が個人的にお気に入りです。
最近は本ブームも来て、本好きにとっては嬉しいです。
昨日から冷え込んできましたし、少し遅めの読書の秋なんていかがでしょう^ ^
ちなみに読書中の脳は催眠状態です。
最後まで読んでいただきありがとうございます

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