ある冬の日 2016.1.29
目の前にうず高く積み上げたられた大皿小皿
その間には客が食べ残した料理がはさまり、奇跡的なバランスで倒れずにいる
それを洗い場まで持っていく
ひたすらそれを繰り返す
次の客が来てしまう
だから急いで積み上げては持っていく
そんな時、リーダーが食べ残った料理を一つの皿にかき集めていた
そして何も挟まっていないお皿のタワーを持っていく
明らかにタイムロスだ
なぜそんなことをするのか聞いた
「働いてる仲間に気を使えない奴がお客さんに気を使えるわけないだろ」
衝撃的だった
今では名前させ思い出せないがその時の情景、リーダーの顔や声ははっきりと思い出せる
何故かはわからない
でも今でもその教えは確実に僕の中で生きている
ほんの些細な日常の一コマより
最後まで読んでいただきありがとうございます