傷  2016.1.26

心に深く負った傷
それを何よりきれいに治してくれるのは時間だ
普通の傷と同じ、時間とともにかさぶたになり、そしてかさぶたが剥がれる時、傷と別れを告げる
また同じ傷を乗り越えた人の言葉も軟膏のように沁みてくる
じわりと傷に触れ、涙があふれる
悲しみ、悔しさ、切なさ、感情のままに感じたらいい
無理に取り繕うのは汚れた布で覆うようなものだ
その場はしのげても、後から傷はひどくなる
部屋で思い切り泣いたらいい
思い切り泣けば涙で傷口は洗浄される
あとはもう傷口を見なくてもいい
かさぶたが覆うように心が勝手に蓋をしてくれる
時折めくりたくなる
もう大丈夫なんじゃと思ってめくってみる
めくると傷が現れ、開けなければと後悔する
そんな一歩後退を繰り返しながらでも着実に傷は小さくなっていく
そしてかさぶたが剥がれる時、傷は”思い出”と名前を変える
今がどれだけ辛くてもそんな日が必ずやってくる
最後まで読んでいただきありがとうございます

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

タイムリミット  2016.1.25

次の記事

自称現実主義  2016.1.27